そこまでのスキルがあるならもうちょっと頑張ってほしい

絵日記

世界的に行楽シーズンなのか、最近の京都はまた外国人観光客の数が増えてきた。涼しくなってきたからあちこち回るのも快適だろう。またあのでかいスーツケースの合間を縫って移動する日々が始まるのか、憂鬱。

京都駅は東京駅や関西の迷宮・梅田に比べれば単純な構造の駅だと思う。それでも初めて来る人、特に外国人にはやはりわかり辛いらしく、観光案内所や駅員さんに色々聞いている姿をよく見かける。この間も観光客と思しき若い男性が道を尋ねていたのだけれど、その相手は警備員。

いや、わかるよ。駅員さんと見間違えるよね、制服もなんとなく似てるし。でも道案内は警備員さんちょっと荷が重いのでは?すぐそこにインフォメーションデスクあるじゃん?そこいった方がいいよ、英語も通じるよ。

なんて思ってたのに、予想に反して警備員さんは顔色一つ変えずに案内を始めた。

日本語で。

相手も困惑気味。そりゃそうだ。何を言ってるかは(おそらく)完璧に理解しているようなのに。聞くスキルと話すスキルって別物なのか。どちらも持ってない私が言うのもなんだけど。

でも眉1つ動かさず日本語で説明し続ける警備員の人もすごい。日本人は英語ができないうんぬんかんぬん言われるけど、これくらい強い気持ちでいる方が観光都市・京都で生きていくにはいいかもしれない。

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