贅沢な悩み

絵日記

先日奈良で、大ファンの作家・森見登美彦氏が登壇するトークショーに行ってきた。相手は森見先生との合同誌も出している作家・ラジオパーソナリティのあをにまる氏。両名とも奈良在住なので、奈良トークが色々聞けて楽しかった。お隣の県だけど、謎に包まれているイメージがある、奈良は。

トークショーの後にはサイン会。この手のサイン会ではお決まりだが、併設されている書店で先生の書籍を購入する必要がある。あをにまる先生は単独で出版されている本はまだ一冊しかないので問題なかったのだが、困ったのは森見先生だ。

実は森見先生はトークショーやサイン会を開催してくださる機会がとても多い。しかもほとんどの作品で京都を舞台にしているから、必然的に京都でイベントをやることも多い。それに加えて、私も森見先生のファンになったのは昨日今日のことではない。今までそれなりの回数イベントに足を運んでいるのだ。

つまり、サイン本をめっちゃ持ってる!

ぶっちゃけサインしてもらってない作品の方が少ないのではないかと思うぐらい。というか自分でもよくわからなくなって、どれを購入するか迷いに迷った。サイン会自体は多くても、好きな作品にサインしてもらえる機会は案外少なかったりする。遠方のファンからしたら呪われても仕方ないほど贅沢な悩みだろうが。

思案した結果、「恋文の技術」にサインしてもらうことにした。能登半島にある実験室に飛ばされた男性が、大学の友人や家族に次々と送る手紙の形式で綴られた書簡体小説だ。去年発売から15周年を迎え、新装版の表紙は期間限定で「スキップとローファー」の作者・高松美咲先生が書き下ろしたイラストが使用されている。

今回はこの本にサインしてほしいという人いなかったらしく、出した瞬間「おっ!」という反応されたのはちょっと嬉しかった。いつまでもいつまでも待つので、ご自身の心身の健康を一番に考えて執筆してほしい。

もちろんあをにまる先生の著書「今昔奈良物語集」にもサインをいただいた。これは『走れメロス』や『耳なし芳一』などの有名作品のパロディ集。とりわけ『竹取物語』のパロディー「ファンキー竹取物語」はめちゃくちゃ面白い。短編集なので読みやすくおすすめ。

両先生とも新作からは遠ざかっているので、既刊を骨の髄まで味わってその時を待ちたい。

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