先日発表された第170回直木賞。受賞作品の1作は万城目学先生の『八月の御所グラウンド』でしたね。受賞作品はまだ読んでませんが、万城目先生も昔から好きな作家さんなのですごく嬉しかったです。
受賞会見見てたら最後に「次は森見さんだとバトンを渡したい気持ちです。」と。森見さんとは私の最推し作家・森見登美彦先生のことです。万城目先生は森見先生と仲が良くて、毎年忘年会してるんですよね。今回は森見先生と史上最年少で芥川賞を受賞した綿矢りさ先生、ヨーロッパ企画の上田誠さんと受賞の連絡を待ってたそうです。
森見先生も過去3回直木賞の候補に入っているので、取ってほしいという気持ちはめちゃくちゃわかります。一方でインタビューやトークショーで話を聞く限り、メンタルが割とよわよわな印象なので、プレッシャーになるようなこと言わないでほしい気持ちにもなる。
山ほど作品を発表して賞を取ってほしい気持ちも、何年でも待つから自分のペースで心身ともに健康な状態で作品描いてほしい気持ちも、どっちもウソ偽りない本音なんですよね。ファンって複雑。
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