名付け悲喜こもごも

私は名づけの候補に「しおり」がありました。実際付けられた名前は全く別のものです。なんでも生まれた瞬間に顔を見た母が「この顔は……しおりじゃない」と思ったそう。どんな顔だよ、と思わないでもないですが、今の私は自分でも「しおり」じゃないと感じるので先見の明があったんでしょう。

そんな話を職場でしていたら、「竜葵(たつき)」と名付けられる予定だったという先輩が。その人はお父さんの友達から「竜葵」がイヌホオズキという植物の生薬名で、イヌホオズキの花言葉が「嘘つき」と聞いて名前が変更になったそうです。

この世界に「竜葵＝イヌホオズキ＝嘘つき」の図式を導き出せる人が何人いるのか。本人は初見では読んでもらえない名前だから、今の名前の方が良いといってましたが。今も昔も名付けって色々大変なんでしょうね。

↓ランキング参加しています。