京都で暮らしはじめてそろそろ10年近くなる。ただし気ままなおひとり様で地域と密接に関わる機会もないため、京都に染まった実感はない。口をついて出てくるのは関西弁だし、うどんが好きになったりはあるが、京都の前に数年過ごした大阪の影響の方が強い気がする。
どちらかというと、これだけ長い期間を関西で過ごしてもちっとも慣れないことの方が、私には多いように思う。その一つが天気予報である。
私が高校卒業までを過ごした地元・新潟は、他所の人が持つ「雪国」のイメージそのままに冬は大変寒い。新潟でも沿岸部に住んでいたので、雪は想像ほど降らないのだが。(それでも年に1回くらいはとんでもないドカ雪が降って苦しめられることになる)
真冬になれば最高気温が0℃、時にはマイナスになるなんてしょっちゅう。そのため京都で【最高気温10℃/最低気温2℃】なんて表記を見ると「10℃か、そんなに寒くないな。」と思ってしまう。いや、寒いよ?
毎年毎年これをやってるくせに全く学習できない。そして毎回毎回服装を後悔している。いい加減にしてくれ、私。
京都で過ごしてきた時間が、地元で暮らしていた時間より長くなれば、この「思ったより寒かった」はなくなるんだろうか。それはそれで寂しい気もする。
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