およそ10年前の1月末に新卒で入社した会社を退職した。次の会社の出社日である3/1まで、丸々1か月を使い有休を消化した。好きな時間に起きて好きな時間に寝る。平日の昼間から酒を飲んでだらだら過ごす。あまりにも快適で出社日の前日は本気で行方をくらませようかと思った。
この自堕落な生活の報いを受けたのは3月中旬、電気の検針票を見た時だった。高い。明らかに前月より高い。倍とかいうレベルではない、これは確実にどこか故障している。
突きつけられた金額を受け入れられず色々調べる中で思い至った。2月はほぼ1日中家にいたことに。そしてその時初めて知ったのである。暖房を使用する時は冷房より電気代がかかるということに。
この若かりし頃のやらかしがトラウマとなり、冬場エアコンを使用することはめっきり少なくなった。元々新潟出身なので、寒さには多少耐性がある。脂肪のせいとは言わないでほしい。
ただあまりにも寒い日はやっぱり使いたくなる。フィルターの掃除をしなければと考えていたらふと思いついた。
フィルターの掃除をしなければエアコンは使えない。もしこのままエアコンを使わなければその分の電気が必要ない。電気がいらなければ発電するための燃料もいらないし、私もお金払わなくていい。
もうこれこのままの方がいいんじゃない?地球環境も幸せ、私の財布も幸せ。そう、私だけが寒さに耐えればみんな幸せ。そうかな?
最近京都も最高気温が一桁台の日が多くて戦々恐々だが、行けるところまでは電気毛布で行く。別に掃除したくないからじゃない。地球のための崇高なる犠牲なのである。
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