毎回実家に帰省する際はお土産を吟味する。なぜなら私も食べられるから!
(自分のためでもあるけど)誰かのためじゃないとなかなか足を運ばない店にしようと思い、オープンしてから気になってた「アトリエうかい」に行ってみた。
「アトリエうかい」は都内を中心にレストランを運営する「うかいグループ」の洋菓子部門。運営しているのは高級レストランのようで、例えばとうふをメインとした懐石を扱う「とうふ屋うかい」では1番安いランチのコースでも¥6,450。鉄板焼きレストランの「うかい亭」なんてランチが¥9,900、ディナーに至っては¥19,800からというとんでもない値段。一生食べる機会ないだろうな。
京都店は高島屋の中。秋口ぐらいにオープンしてまだそんなに経ってないのもあってか連日大盛況。1回下見に行ったら、店舗は地下にあるのに階段伝って1階にまで列が伸びてて思わず白目に。関西では他に大阪の阪急うめだにも店舗がある。
店舗によってはケーキとかも取り扱ってるみたいだけど、京都高島屋店ではクッキーのみ。1番高額なのが大缶の¥5,000。「大缶」とあるだけあってかなり大きくて、(クッキーがどれだけ入っているかはわからないけど)まぁそれぐらいするよね、って印象。
今回は他にもすでにお土産を色々買っていたので、冬季限定の「ふきよせ 冬椿」を購入。ふきよせシリーズは「紅白」と「夕暮れ」の定番品2点と、四季それぞれの限定品1点の計3点が店頭に並ぶみたい。
「ふきよせ」は元々「風などで吹き集める」という意味があり、そこから転じて色々な種類料理や干菓子などを盛り合わせたものを指すようになったらしい。これはそのクッキーバージョン。
干菓子のように小さいお菓子が直径8cmくらい、高さ5cmくらいのケースの中にぎっしり詰まってる。お菓子は全部で6種類。
「みかんのほろほろクッキー」はまさに名前の通り。食感はほろほろしていて(スノーボールクッキーみたいな食感)、柑橘系の酸味を感じる。みかんとクッキーの組み合わせってすごく新鮮。
「林檎と胡桃のシナモンクロケ」はまわりにあられのようなものがついていて、これもあってすごく和菓子っぽい味。クッキーが来ると思ってこれを食べると脳が一瞬混乱する。「クロケ」ってなんだ?と思って調べたら、おそらくフランス語で 「バリバリ音を立ててかむ」 を意味する「croquer」かと思われる。ほとんどコロッケが出てくるけど、まれにクッキーが出てくる。
中の赤い部分が木苺を混ぜ込んだ生地で、周りがバニラだと思われる。木苺の酸味とバニラの甘味が良いバランスで、個人的にはこれが1番美味しかった。
これはごくごく普通の金平糖。薄い黄色、青、白の三色で綺麗。
ベースはきな粉のクッキー。きな粉の味がするというわけではないけど、他のクッキーより濃厚な感じ。食感はほろほろ。
メレンゲは林檎と黒すぐりの2種類。色が薄い方が林檎で濃い方が黒すぐり。「黒すぐり」はカシスの日本名とのこと。林檎の方はピンク色のパウダーがかかっていて、これがすっぱい!リンゴ味からは想像できないすっぱさでビックリ。メレンゲなので食感はサクサク。
どれもなかなか見かけない味で新鮮。他の季節限定商品もだし、クッキー缶も買ってみたい。
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