
小心者なので、初めての場所に行くときは事前準備を怠らない。目的地までの飛行機や新幹線なんかの時間は当たり前として、到着後の宿泊先や見学地までの移動手段と金額も事前確認。施設の見学に必要な所要時間も調べるし、手っ取り早くお土産を買えるお店や、滞在中に開催されるイベントなんかも確認する。なんなら旅のしおりも作る。これは楽しいからもあるけど。
ただどれだけ準備していても、後悔しなかった旅はない。思ってもみなかったことは必ず起きるし、現地で初めて知ることもたくさんある。次を削ってでもあそこはもっと長いこといたかった。疲れたからとパスしたけど、やっぱりあそこまで足を延ばせばよかった。食事はあっちの店の方がよかったかも。あのお土産なんで買ってこなかったんだろう。楽しかった記憶を反芻するのと同じくらい、たらればも繰り返す。
バルセロナなんて特にひどい。本当に楽しくて素晴らしくて輝かしい思い出ばかりなのだけれど、ああすれば、こうすればも多い。光が強ければ闇もまた濃くなるみたいな。
目下私が胸を搔きむしらんばかりに後悔しているのが、朝食会場にあったシャンパンだかワインだかを飲まなかったこと。誰も手を付けてなかったし、飲んでいいか聞くのも恥ずかしくてスルーしてしまったのだ。なんで!?ハムもチーズもあったんだから、めちゃくちゃ優雅なモーニングできたはずじゃん。そもそも朝食ビュッフェに酒があること自体珍しいじゃないか……
旅の恥は掻き捨て、というか、いつもより積極的に行った方が旅は楽しめるもんなんだよな。
↓ランキング参加しています。
にほんブログ村
にほんブログ村

 
  
  
  
  
コメント