簡単に手に入れられないから「夢」なのだ

絵日記

旅行に行きたい。最近はそればかり考えている。

バルセロナから帰ってきてもうすぐ1か月が経とうとしている。早すぎないか。さすがに余韻から冷めて変わらぬ日常を過ごしている。あぁ、あの日々よもう一度。

右も左もわからぬ土地に降り立った時の楽しみと不安。繰り返し夢想した場所に実際に立ったときの興奮。初めてのことやものに遭遇したときの驚き。こんなのは麻薬みたいなものだ。一度接種したら次から次へと欲しくなる。

だから次はどこへ行こうかと思案中。実はサグラダ・ファミリアと同じくらい長い間焦がれ続けている場所がある。マチュ・ピチュだ。

南米のペルーにあるインカ帝国の古代都市遺跡。この地で栄えていたアンデス文明は文字を持たなかったため、この遺跡が何のために作られたのかは未だ不明だ。科学技術の発展とともに様々なことが明らかになっている現在でも、わからないことがあるなんてなんというロマン!

ただ南米なんてほぼ日本の真裏。日本からメキシコまでは約13時間。そこからまた6時間あまりかけてぺルーの首都・リマまで。さらにそこからマチュ・ピチュ近郊のクスコまで行くのが最短ルートっぽい。どんなルートを辿っても24時間以上はかかる。

これだけ遠ければそれだけ費用もかかる。エコノミーで行っても50万円台から。体力のことを考えてビジネスなんて使おうもんなら100万は軽く超えてくる。

卒倒しそう。今回のバルセロナ旅行、パスポート申請費用から旅費、各種備品購入費用、現地でのお小遣い全部ひっくるめて50万円くらいだったんですが?安月給の身からすると、来年か再来年辺りに行こうとか考えられる金額じゃない。でも行かずには死ねない。マチュ・ピチュを我が人生最大の目標に据えて、コツコツ貯金していこう。

待ってろよ、マチュ・ピチュ。

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