遅いんだけど一足早いプレゼント

絵日記

バルセロナに旅行中、自分あてにポストカードを送った。事前に調べていった店では切手が買えなかったり、ポストが中々見つからなかったりと、ハガキ1枚贈るのにそこそこ苦労した。

バルセロナから送ったハガキが日本に届くまではおおよそ10日~2週間ほどかかるらしい。そわそわしながら到着を待っていた。

そう、ずーっと待っていたのだ。毎日毎日エントランスのポストを出る時と帰ってきたときに確認して。ずーっと。

だが来ない。

ヨーロッパでも西の方にあるスペインと日本だったら、想定以上に日数がかかることもあるだろう。スペイン人、締め切り・時間厳守ってイメージでもないし(申し訳ないが)。それでもさすがに時間がかかりすぎではないだろうか?

「Por Avión(航空便)/Japón(日本)」だけでかでかと書いておけば住所は日本語でも届くという情報を信じてそうしたのだが、やはり英語で書くべきだったか。投函したポスト、もしかして使われてなかったとか?落書きいっぱいあったもんな。ホテルの人にお願いするとか郵便局持ち込むとかできたのでは?

自分の選択をひたすらに後悔し諦めていたところだった、ハガキが届いたのは。

届いた。天使が舞い降りてきそうなほど高く美しい、サグラダ・ファミリアの天井のポストカードが。お金貯めてまた来ようという決意が書かれたハガキが。本当に諦めてたからうれしさも一塩。私本当にバルセロナにいたんだ!夢じゃなかった!クリスマスの早朝、枕元に置かれたプレゼントを見つけたときみたいな気持ち。

なんだかんだで1か月以上かかった。今はこんなものなのかな。国際情勢とか絡んでくるんだろうか。なんにせよヨーロッパの西から極東のアジアまで、届けてくれたすべての人にありがとうを言いたい。

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