



ここ数年、かき氷を食べることで夏を楽しんだことにしている。お手軽でいいね。
↓去年
インスタで色々目星をつけていたのだが、この暑さの中整理券を取りに行ったり並んだりを考えると腰が上がらない。年々この手のことが億劫になっていく。これが年を取るということか……
なので出先でこの「二條若狭屋」を発見できたのはラッキーだった。店先のメニュー表に載せられていたかき氷の写真に惹かれて近づくと、開店したばかりだったようで人影はなし。すんなりと二階の喫茶スペースに入れた。
後から調べて知ったのだが、この店は年間を通してかき氷が食べられる店らしい。季節限定のメニューが5つほどあって、京都の夏と言えばの大文字をイメージしたものや、レアチーズとパッションフルーツという和菓子屋らしかぬ組み合わせのものもあった。
その中で私の目を引いたのが「涼」。その名の通り、氷の器の中で金魚が涼しげに泳いでいる。見た目でも楽しませる、これこそ和菓子屋が出すかき氷というものだ。
はい、嘘です。私が最も心奪われたのは商品の説明文。「別添えのアイリッシュウイスキーをかけて召し上がっていただくと、さらに深みが出て美味しいです。」
注文決定、もちろんウイスキー付きで。見た目がシンプルで味付いてないのでは?と思うくらいだが、中にはレモンシロップが入っている。さっぱりしていて美味しい。そして味変にウイスキー。炭酸入ってないだけで実質ハイボールだから染み渡る。
ただ、なんというかこのウイスキーをかけることで、夏の爽やかな思い出の色が変わる気がする。全年齢向け作品の18禁同人誌読んでるような罪悪感というか。お小遣いの中でどうやりくりしようか考えている子供をしり目に、社会人が金の力で解決した時の後ろめたさというか。
でもこれぐらい俗っぽい方が私の夏の思い出としてはいいかもしれない。今年もおいしいかき氷食べられてよかった。
↓ランキング参加しています。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント