日記にも書いたけど、コロナによる外食需要の低下や学校が冬休みに入ることなどが重なり、年末年始にかけて牛乳が大量に廃棄される可能性があるらしい。
twitterにも連日のように牛乳を使用したレシピが流れてくる。色々眺めていて、とあるレシピが目に入った。え、これってこんなに簡単に作れるの?材料少なくていいし、できるかも、と思って作ってみた。そう、プリンを。
プリン食べるのは大好きなんだけど、作るのはめちゃくちゃ面倒なデザート、という認識だった。以前ちょろっと調べた時は蒸し器を使うとか、オーブンにお湯張って、とか。心と時間に余裕がある人が作るイメージ。
それがレンチンだけで作れるならやってみようじゃないか。ちなみに下のツイートのレシピで作りました。
レシピにあるように材料を全部混ぜて、 漉して、チン。ズボラな私でもこれならイケる。漉すのだけはちょっと面倒だけど、流し込むだけだし大した手間ではない。プリンのためならこれぐらい苦ではない。
さっそく挑戦。まずは牛乳、たまご、砂糖を分量通りに混ぜる。日頃は適当な料理しかしないけど、お菓子作りでレシピの分量を守らないと失敗する、という認識だけはある。材料を混ぜるだけという簡単な工程なはずなのにトラブル発生。なんか分離してる。
卵白?砂糖がちゃんと溶けてない?茶漉しで漉すからそんなに気にしなくていいかなー、と思いながら混ぜ続ける。元のレシピにはどれくらいの器に何個分、という表記がなかったので、よさげなサイズのココット皿を2つ100均で購入。プリン液を入れてみると結構ギリギリ。
固めるために600Wで1分半チンする。使ってる電子レンジも600Wだからここも気にせずレシピ通りの時間でチン。そしてここで第2のトラブル発生。緩い。これは固まってない。
以前牛乳、たまご、砂糖で作るプリンは熱を加えることで固める、と学んだので、いくらこれを冷蔵庫に入れたところで想像するプリンにならないことは明白。これに関しては原因ははっきりしている。入れすぎなんだよね。器3つくらいが適切なのは漉してる時に気づいたけど、この段階で買い足すのは面倒すぎる。
ちなみにプリンの製造方法を知った記事はこちら
様子を見つつさらに加熱する。ぱっと見で液体が見えなくなるまで。ココット皿は中の様子が見えないからこれも失敗だったなーと思ったけど、これまた引き返すことはできない。
残った分をレンチンする。1分半で割りとドロドロだったから、2分でいってみよう。そうしたら…
今度は沸騰。なんでだ!!やってしまったのはわかる。そしてこれこそ本当にどうしようもない。固まっちゃったのを液体に戻すことはできない。とりあえず粗熱がとれてから冷蔵庫へ。食べるのが楽しみなような、怖いような。
半日ほど冷蔵庫で冷やしてからいざ実食。そのまえに大切なカラメルの用意。これもレンチンで作成。カラメルを自分でかけられるの最高。しかも自分でかけられるだけじゃなく好きな量かけられるのがたまらない。なんかもうプリンが好きなんじゃなくて、カラメルが好きなのではないかと思えてきた。
まずは確実に失敗したとわかる沸騰させてしまった方から。みるからにぼこぼこで「す」が入っているのがわかる。食感は仕出し弁当とかに入っている卵焼きをもうちょっと柔らかくした感じ。でも味はプリン!田舎の町のケーキ屋さんが出してるような素朴な味。誰がどうみても失敗作なんだけど、自分が初めて作ったものだから何とも言えない愛おしさがわいてくる。
後日もう1個の緩いやつを食べたら、やっぱり中がまだ固まってないところがあった。でも逆に柔らかくて「これぞプリン!」って食感。
色々調べると材料が冷たいままだと分離するから常温に戻した方がいいとか、たまごを泡立てすぎると「す」が入る原因になるとかたくさん出てきた。おいしく作るにはもっと心を砕かないといけないのね。
自分で作るとケーキ屋さんで売ってるプリンの値段に納得するし、コンビニで100円、200円台でなめらかでおいしいプリンが食べられることってすごいことだと実感できる。
材料費はそんなに高くないし、作業自体も簡単だから「これだ!」と思う出来になるまで作ってみようかな。
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