学生の頃同級生に名古屋出身の子がいました。その子が何かにつけて話していたのが「ういろうはマズイ。お土産ならもっと他に美味しいものがある。」それがずっと頭に残っていて、ういろうを避け続けてここまで来ました。食べたことある人の話から、味が薄くて柔らかいようかんのイメージです。
それが先日、会社のエライ人が出張のお土産でういろうを買ってきてくれました。業務もひと段落ついていて、せっかくだしお茶入れてみんなで食べましょう、となりまして。お偉いさんもいるし、今ここで食べて味の感想を言わないといけない空気。
意を決してかじってみたら、え?なにこれ?美味しいじゃん!!もっちりとした食感に優しい甘さ。まぁ味の薄い柔らかいようかんのイメージもそこまで的外れではなかったけど。熱い緑茶と一緒にいただきたい上品な味。
なんでこんなおいしいものを今まで避けていたのか!何が美味しいかって自分の舌じゃないとわからないし、人の意見ってほどほどにしないといけないと学びました。
いただいたのはこの青柳総本家のもの。カエルまんじゅうは何回かSNSで見たことあるので、名古屋でも有名なお店なんでしょうか。「季節の味くらべ」と名付けられたシリーズで、桜と若桃は春限定。多分これから夏の商品に入れ替わるんだろうな。
どっちもすごく美味しかったんですが、とくに若桃はほんとうにおいしかった。今までういろうに持っていた漠然とした負のイメージを消し飛ばすぐらい。もっちりしてるんだけど桃の瑞々しさが感じられて、濃縮したゼリーみたい。
広島のもみじ饅頭みたいにお店ごとに違いがあると思うので、名古屋観光行ったら食べ比べとかしてみたいな。
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