


道明寺粉で作られたもちもちの生地にあんこが包まれた丸い桜餅が「関西風」と呼ばれる。私の地元・新潟県で売られているのもこっち。どん兵衛を筆頭に「関東」「関西」で分かれるものはほぼ「関東」に振り分けられる新潟なのに、桜餅が関西風なのはなぜなのか。
ネットでちょろっと漁った限りだと、今から約300年前の江戸時代に東京の長命寺で桜餅は誕生した。薄く焼いた生地であんこをクレープ状に包んだいわゆる「関東風」。関西風はそれから100年以上後になって大阪で生まれたという。関東風が元になったとも言われるしそうではないとも言われる。どういう経緯で関西風・関東風が現在の分布図になったのかは不明。表に出せない理由があるのかもと邪推するのがオタクである。
なんにせよ関西にいるのに関東風が食べられたりその逆だったり、当時の人から見るとすごい時代になってるんだろうな。そして私は桜餅発祥の店「長命寺桜もち」に行くことを人生のタスクに追加したのだった。
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