私の地元は全国でも有数の米どころなため、ご飯に合うものの開発にも余念がない。年末に帰省した際も定番の品から変わり物まで多種多様な「ご飯のおとも」が売られていた。私は白米をこよなく愛しているので、財布とスーツケースが許す限りいろんなものを京都に持ち帰ってきた。これはその1つ。
製造・販売は阿部幸製菓株式会社。主力は「かきたね」の名で販売している柿の種。他にもレトルト食品や手作り総菜のブランドなども手掛けている。米菓メーカーが群雄割拠している新潟では会社の名前自体はやや弱いという印象。
この「柿の種のオイル漬け」、ラインナップは【にんにくラー油】【激辛にんにくラー油】【だし醤油仕立て】の3種類。桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」がヒットして以降、たくさんのメーカーが追随して類似商品を出したけど、これもそうかな。会社ホームページによると発売は2018年。桃屋のラー油は2009年発売だから大分後発組。
今回は【だし醤油仕立て】を購入。 2層になっていて、下層には細かく砕かれたピーナッツ、上層が柿の種。この瓶の中で「柿ピー」が形成されている。商品情報によると柿の種は醤油味。柿の種との一体感を強めるために、商品全体の味つけは柿の種に良く使用されるというかつおだしを使用。
柿の種とピーナッツの層が分かれてるから、好みの比率の柿ピーを作れる。オイル漬けだけど柿の種はザクザク食感。桃屋の時も思ったけどこれ一体どういう技術なんだろうか。味はというと「だし醤油」なのだから白米に合わないわけがない。結構濃いめの味つけの上、柿の種の歯ごたえとピーナッツの香ばしさがご飯消費のスピードを加速させる。これはパッケージにも記載されている公式おすすめの食べ方だけど、卵かけご飯にもよく合う。前述した通り割と味が濃いけど、卵がそれをマイルドにしてくれる。また、白米と柿ピーを一つにまとめてくれるので食べやすくもなる。
これは本当に美味しい。買ったの大正解。なんならもっと買っておけばよかったと思うくらい。
↓ちなみに公式のネットショップから購入できます。
これはにんにくラー油も食べてみないと。3つまとめて絶対にお取り寄せしよう。
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