書店をぶらぶらしてたら目に留まった「文豪たちが書いた酒の名作短編集」。その名の通り、名だたる文豪たちによる酒にまつわる作品が集められたアンソロジー。まず教科書にも載ってるような作品の作者が、酒をテーマにした文章を残してるのが驚き。太宰治とか芥川龍之介はまだわかるけど、宮沢賢治とか福沢諭吉にそのイメージないもんな。
巻頭に収録されているのは坂口安吾による「酒のあとさき」。ちょっと読んでみると自分は日本酒もビールも嫌いだけど、酔いたいから苦しみながら吐いてでも飲む。少量で酔えるなら味は二の次。酔うために飲んでるから、酔いがさめた後は後悔の嵐。でもまた飲む。等々……
目の前に坂口安吾がいたらグラスをぶんどりたかった。こいつは一番酒を与えてはいけない人種ですよ。大人しくお茶飲んでなさい!
太宰治とか宮沢賢治もこんなアホみたいなこと書いてんの?と思ってたら、気づいたら本買ってました。気になりすぎる。
ちょこちょこ読み進めてます。文豪たちの意外な一面が見れて面白い。良い本買ったな。
ちなみに坂口安吾は「お前さぁ……」って感想でした。
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