人と接するときは「自分」というキャラクターを作って演じるのが色々と楽。社会に出て学んだことの一つである。
何も「誰とでも分け隔てなく仲良くできて、仕事のできるキャリアウーマン」みたいな素とかけ離れたキャラを演じる必要はない。元々持っている素質の一部を、ほんの少しだけ誇張して目立たせる。それを纏えば会社用アバターの出来上がり。失敗しても嫌なこと言われても、アバターの自分が間に挟まってるだけでダメージが軽減できる気がする。
私が職場で使っているアバターは「酒好き」。年代を問わず通用するし、イジってもらいやすい。あとちょっとダメ人間っぽい雰囲気になるところも気に入っている。
先日上司が他部署へ異動することが発表された。入社してから色々お世話になってきた人なので、営業所の人たちで餞別の品を送ったところ、一人一人に返礼品を持ってきてくれた。
他の女性社員にはクッキー缶を送っているのに私だけ日本酒。しかも純米大吟醸。
嬉しい。嬉しいよ。けどさ、甘いものも好きなんだよね、私。クッキー缶でも十二分に嬉しかったよ?そこは先輩もいるしさ、みんなと同じものが良かったかな~~~~。
幸か不幸か、私の演技力のおかげか「尾形さんはお酒一択だもんね~」と受け入れられていた。良かった……良かったのか?
自分が思っている以上に「酒好き」キャラが浸透している。今後のためにも「甘いもの好き」キャラももうちょっとアピールしていこう。
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